就職状況

2014年度就職実績
2014年度、学校に届いた求人件数は158件、求人数は1,996人でした。四国学院大学社会福祉学部3年生に編入した学生以外は、就職希望者全員が介護福祉士として就職しました。
介護の仕事は離職率が高いと言われますが、専門学校を卒業して、資格を持って就職した卒業生たちは、介護福祉士として仕事を続けているようです。卒業生が勤務している施設の求人票を持って学校に来ることも多くなりました。
下記の統計結果からも、その傾向がわかります。

1-1、他産業との比較
厚生労働省による『雇用動向調査』の結果から、各産業別離職率の一覧を、以下にまとめました。

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平成24年、平成25年ともに、離職率の最も高い産業は「宿泊業、飲食サービス業」、次いで「生活関連サービス業、娯楽業」となっています。
全産業平均の平成24年1年間の離職率は14.8%、平成25年は15.6%です。
「医療、福祉」の離職率が13.9%、15.2%となっていますので、いずれもほぼ平均値と同等といえます。
他の産業と比較すると、「医療、福祉」の離職率は群を抜いて高いわけではありません。
1-2、介護業界の離職率
介護業界の離職率は、どのくらいなのでしょうか。
以下に、「公益財団法人 介護労働安定センター」による平成24年度、25年度の介護労働実態調査結果をまとめました。

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離職率の割合は、介護職員(施設職員)では非正規職員の離職率のほうが高くなります。

他業種と比較して、介護職の離職率は特別に高いというわけではありません。
離職者の内訳としては、正規雇用者よりも非正規雇用者の離職率が高い傾向にあり、また、民間企業、従業員規模の小さい事業所ほど離職率が高いという結果が出ています。
これは、離職理由の1位となった「職場の人間関係」に起因していると見られ、小さな組織であるほど人間関係のトラブルで離職を選ぶ率が高いといえそうです。

注目すべきポイントとしては、離職理由に「仕事内容への不満」が上位にランクインしていないことです。同時に、介護の仕事を選んだ理由として「働きがいのある仕事だと思ったから」が54.0%と高い数字となっていることから、仕事内容への高い満足度が得られる職種であるといえるでしょう。